WORKS 83【自宅サロン】内装にこだわったトリミングサロン

【自宅サロン】内装にこだわったトリミングサロン

ご自宅でトリミングサロンを開業するためにリフォームを行いました。

内装は、サロンの雰囲気づくりに大切!生活感を出さずに居心地の良い印象を持っていただきたいですよね。

サロン部分と居室部分のリフォームさせていただきました。

今回のリフォームのお悩み

洗面所Before

元々の洗面化粧台は、通常の陶器のものをご使用されていました。トリミングサロンをするためには、ドッグバスが必要ですよね。
また壁も水はねが心配ですね。

玄関、ホール、洗面室、トイレBefore

玄関とホール、洗面室、トイレは、別々のお部屋といった印象でした。

玄関を入ったところから、しっかりとサロンの雰囲気をお伝えしたいところです。

施主様の居室部分Before

インテリアが大好きなお客様で、もともとのお部屋もとても素敵だったのですが、コンサルティングルームとしてトリミングルームとの統一感を出す必要がありました。

また、より良いコンサルティングをする為に、「お客様(飼い主様)がリラックスできる雰囲気にして欲しい」とのご希望でした。

リフォームのご提案内容

壁紙や床材等のインテリアは、お客様ご自身でしっかりとした構想をお持ちでしたので、当社は、ご希望の素材が今回のリフォームに適しているのかをアドバイスしました。

例えば、「玄関と廊下はコンクリート打ちっぱなしの床にしたい」とのご希望でしたが、施工的に難しい点や、その後の使い勝手をご説明し、コンクリート調のフロアタイルをご提案しました。

設備面では、ドックバスの設置場所のいくつかの候補の中から洗面所をご提案しました。

また、ドックバスと洗面台という用途が違う設備になるにあたり、今後不具合が出ないように検討をしました。

リフォーム工事の様子

居室と寝室の二部屋に収納を増やすため、壁を利用した棚板収納を造作しました。

リフォームが完成しました!

洗面所After

もともとクロス貼でしたが、水はねを考慮してモザイクタイルを貼りました。

ドックバスもタイル張りにして、タイルのシンクのようにリメイクしました。

タイルはお客様がネットで購入しました。

シンクの右のニッチ(壁の一部をくぼませた部分)は、お客様が用意した棚を大工さんが壁に埋め込みました。

シンク左の収納はディノスの物。こちらも大工さんが加工をして洗濯機の上の棚と一体化しています。

玄関、ホール、洗面室、トイレAfter

すべて統一したフロアタイルと壁にしたのて、統一感のある「サロンのエントランス」のような雰囲気になりました。

空間に広がりを持たせる為に、既存の玄関収納をリメイクして、下の部分をカットしフロートタイプにしました。フロートタイプとは、床から浮かせて設置する事です。

圧迫感が無く、空間を広く見せる事が出来ます。

更に、このスペースはお客様がリールを掛ける場所にもなりました。

施主様の居室部分After

床材は店舗用のクッションフロアです。既存のフローリングの上に重ね張りしました。店舗用は表面が丈夫なのと、印刷技術の向上により木目がかなりリアルで、フローリングと遜色がありません。

折り上げ天井(天井の中央部分を一段高く凹んだ部分)に貼ったのは輸入のダイノックシートのような物です。照明器具のデザインはピッタリでした。

下がり天井(他の部分より低くなっている部分)にタイル柄のクロスを貼るも、お客様のアイデイアです。

天井にはグレーのクロスを選びました。

サロンとは関係の無い寝室も少しリフォームをしました。コンサルティングルームをスッキリとされる為には、収納力をアップする必要があり、大きな棚板を設置しています。

リフォームを終えて

今回のリフォームはお客様がすでに完成イメージをお持ちでしたので、まずは、それを理解する事からスタートしました。

ご多忙なお客様でしたので、初回の打ち合わせでご自宅にお伺いして以降は、「公式LINE」のやり取りで、お互いに理解を深めていきました。(LINEでのご相談方法はこちらをご覧ください)

当社にお問合せ頂いたかっかけは「ホームページを見て、色々話を聞いてくれそうな気がした」事だそうです。

そう思って下さった事が嬉しく、期待に答えたいという想い、また「サロン」という始めての案件という事もあり、緊張感と充実感のある貴重な時間を過ごし、印象に残る現場となりました。